子どもが保育園や幼稚園に入園すると、徐々に幼児教室に行く子がいたり、英会話、体操…と色々な情報に触れ、「うちの子も何かやらせた方がいい?」と不安に思ってしまいますよね。
我が家は子どもが3人います。
第1子の娘は進研ゼミの”こどもちゃれんじ”からスタートしましたが、息子①②には幼児期からずっと合計6年間、Z会幼児コースをとっています。子ども3人が同時に受講しているので、経験した学年は年少、年中、年長、小1、小2、小3、小4、小5、小6と9学年分です。
この記事ではZ会を6年間継続しているちょこが、Z会幼児コースについてご紹介します。
最後までお読みいただくと、
・Z会幼児コースの全体像がわかり
・おすすめのポイントやメリット・デメリット
を、知ることができます。
「難しいの?」「面倒なの?」「値段が高いの?」など、疑問があると思いますので、
読者さまのお子さんにとって、Z会が合っていそうかどうか、ご参考になれば嬉しいです。
Z会幼児コースの特徴|親が面倒なのはやや事実、ワークは難しくない
まずは、Z会幼児コースの概要、特徴です。
Z会幼児|生活の中で実際に手を動かすことが多い(工作、料理、観察など)
本コースでは、実体験を重要視しています。毎月届く教材の中には、「やってみよう、みてみよう」と促すポイントが多く含まれていて、実際に子どもが工作や料理に取り組みます。これがZ会幼児コースは面倒だとウワサされる最大の理由でしょう。必ずしくてはいけないというものでもありませんが、Z会幼児コースの醍醐味はなんといってもここです。単なるドリルやワークなら書店でも購入できますよね。時間に余裕を持ちやすい幼児期に実体験・経験をたくさんすることで学びの土台をつくることが出来ます。
Z会幼児|ワークは他教材と比べても基本レベル
実体験重視と書きましたが、ひらがなやカタカナ、すうじなど基本的な入学準備につながるコンテンツももちろん付いています。Z会と聞くと難しいとイメージされることも多いようなのですが、これらのレベルは基本的なレベルだと思います。我が家では娘にはこどもちゃれんじを幼児期3年間とっていましたが、その時の娘にとってはこどもちゃれんじのワークはとても難しかったです…。それを考えると、むしろこどもちゃれんじなどの方が”今現在”のペースや先取り度としては速いですし、難しいです。Z会幼児コースでは地道な体験学習に時間をかけていきますので、それもある意味当たり前と言えるでしょう。
また、タブレット教育が当たり前になってきていますが、Z会幼児コースには現在タブレットコースはありません。
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Z会の通信教育<幼児向け>
Z会幼児|基本的におもちゃやDVDは届かない
これをメリットとと捉えるかデメリットと捉えるかはご家庭によると思うのですが、基本的におもちゃは送られてきません。時計の練習などに必要なグッズはもちろん付きますので心配はいりませんが、キャラやDVD映像の力を借りて楽しく学ぶというタイプの教材ではないと思っています。
Z会幼児|他教材と比べると少し割高
我が家でも、様々な通信教材を購入した経験がありますが、Z会は大手通信教材の中では少しだけ割高と言えるでしょう。おもちゃもDVDも付いてないのに割高な理由はわかりませんが、提出の添削が担任制だったり、本当にあと伸びする教材開発に使ってくれているのだと信じて、受講料をお支払いしていますよ。
Z会幼児コース|子どもがあと伸びする理由
Z会では、”あと伸び”という言葉がよく出てきます。
目先の点数や見栄えの良さに惑わされずに、じっくりと真の学力、将来通用する実力を付けていくということを大切にしています。
では、Z会はなぜあと伸びするのか、見ていきましょう!
Z会幼児|多種多様なテーマが与えられて興味関心を発見できるから
Z会幼児コースは、この時期に触れたい5領域を網羅して教材が作られています。
ことば/数・形・論理/表現・身体活動/生活・自立/自然・環境
この中では親では思い付かないような切り口も多く、これまで触れたことがなかった分野で大好きなものが見つかるかもしれません。
我が家の息子①は幼児期に文字や数字や全く読めるようにならなかったのですが、料理に取り組むときには食品パッケージや軽量カップに記載されている文字・数字を一生懸命Z会の教材「ぺあぜっと」と見比べていました。今は小学生になりましたが、料理をご機嫌で作ってくれています。「僕は料理が好きかもしれない」と言っているのを見ると、機会を与えてくれたZ会に感謝していますよ。
Z会幼児「はじめてのこともまずはやってみる」が当たり前の習慣になるから
実体験を重視しているから、机に向かって取り組むワークだけでなく、公園や自宅のお風呂場、台所などでも、子どもがやったことのない遊びや実験に挑戦する場面が増えます。一般的に知らないことに取り組むのは子どもにも大人にも、心理的ハードルが高いものです。しかし、Z会幼児コースを通して、「はじめてのこともまずはやってみる」という経験を何度も積むことになるので、とても精神的にも成長します。
Z会幼児|「やってみた!」結果を絵本やワークで知識化できるから
工作や料理など、実際に経験してみたら、その結果をワークや絵本でもう一度確認します。「〇〇したらどうなる?」「〇〇になるのはどうして?」結果にたどりつくまでに実践を経ているので、単なる知識ではなく、自分の実感を伴った知識として蓄積していきます。
また、年中からは添削問題もあるので、絵や文字に表現するという練習もはじまります。「実践」→「絵本やワークで確認」→「絵や文字で表現」の流れを何度も繰り返すうちに、いつの間にか知識も経験も両方たくさん身に付いているという状態になります。
では次に、メリット・デメリットをお伝えします。
Z会幼児コース|受講してよかったこと(メリット3)
Z会幼児|幼児期に身につけるべき知識が一通り身につけられる
もじ・すうじはもちろんのこと、小学校で学ぶ理科や社会科につながるような分野まで、網羅できます。幼児向けの教材なのだから当たり前と思われるかもしれません。でも、もし親が自分で書店やおもちゃ屋さんで教材を選んでしまったら、個人が思いつく範囲内での選択になってしまいますよね。
「入学前にひらがな、かたかな、すうじは必須」
「簡単な計算はみんなできる」
「ちょっとくらい英語もすすめないと」
このように、子育ての中で様々な情報に触れてその都度不安になり、ワークや教材を買ってしまうようなことがなくなると思います。
Z会幼児|てんさく問題に取り組んで書く(描く)慣れることができる
少し気が早いと思われるかもしれませんが、小学校に入学すると1年生の4月から、自分の意見や感想を文字や絵で書く(描く)ということをします。「うちの子ひらがなも書けるし、絵を描くこともまあできる」と大人は思うのですが、「自分の考えを」表現するのは案外と子どもにとってハードルが高いものです。我が子のクラスメイトたちを眺めていると、ワークや習い事で正解・不正解の問題にばかり触れてきた子は、自分が感じたことを自由に表現するのが苦手だったりするようです。幼児期から、面倒でも、「自分が思ったこと」を素直に表現できる練習はしておいて損はないと思います。と言いますか、この点を実践できる幼児向け通信教育はZ会だけではないでしょうか。
Z会幼児|正解がない問題に慣れることができる
上記の「自分の考えを表現する」と似た話なのですが、これからの世界は、正解がひとつに決まっている問題はAIが担ってくれるようになると言われています。そんな中子どもたちには、「正解が分からない」「正解は自分で作る」というような問題に向き合っていくメンタルが必要です。
Z会幼児コースで設定される課題は、結果や答えが子どもそれぞれに違うようなものも含まれていますので、正解だけを求める学習とは少し違う一面があります。大げさに聞こえてしまうのですが、「自分の正解は自分で決める」、そういったメンタルは一朝一夕で身に付くものではなく、幼児期から何年もかけて身につけていくものなんだなと感じています。
Z会幼児コース|受講して苦労すること(デメリット3)
Z会幼児|親に余裕が必要
ここまでご覧になってくださると少し分かっていただけるかもしれませんが、Z会幼児コースを続けていくためには、親側に「一緒に楽しむ」「一緒に学ぶ」ための余裕が必須です。他の幼児向けタブレット教材などでは、もしかしたら放っておいても自分で熱中してくれるかもしれませんが、この教材はそうではありません。工作や料理等、買い出しが必要なこともありますし、すぐに結果のでない実験をやることもあるでしょう。そのためには、サポートする親に「時間と心の余裕が必要」です。
Z会幼児|子どもが勝手にやるような仕掛けは少ない
キャラクターが語りかけるおもちゃや、DVDの付録は基本的にありません。もちろん、本質的には素晴らしくおもしろい内容ですので、子どもに取り組むスタートの姿勢があれば熱中してくれると思います。しかし、目先の派手さ、”映え”ポイントがあまりない教材なので、はじめから勝手に吸い込まれるように没頭するというタイプの教材ではありません。
Z会幼児|やらないとたまっていく
これは他の教材でもそうですが、取り組む時間がとれないとたまっていきます。もちろん1か月に無理なく取り組める量で届きますが、ご家庭のご都合によって、取り組みに時間がとれないと教材がたまっていってしまいますので、時間の調整は必要になってきます。
Z会幼児コース|【口コミ】みんなどう思ってる?
では実際、Z会幼児コースを受講してきたご家庭はどう思っているのでしょうか?
体験記や口コミサイトから正直な感想をまとめました。
❖良かった口コミ❖
・幼児コースから提出課題に取り組んでいたから、入学後に文章表現力が付いている。
・小学校の理科や社会につながる体験を様々な角度から幅広くすることができた。
・中学受験にも対応する内容が学べる。
・しっかりと考える習慣が付いている。
・少し難しい問題も諦めずに挑戦するようになった。
我が家も卒園以降にメキメキあと伸びしたよ!
❖悪かった口コミ❖
・すぐに目に見えて賢くなった感じはしない
・目を引くおもちゃや付録が少ないので楽しみに待てない
・親が一緒にやってあげる必要がありめんどう
・こどもちゃれんじやスマイルゼミなどと比べると割高
Z会幼児コース|無料お試し体験をしてみよう
さて様々な要素についてご紹介してきましたが、Z会幼児コースをどのようにお感じになりましたか?
「思っていた通りの口コミ」「こんなのが欲しかった」と思った方もいれば、
「やっぱやめとこう」「無理っぽい気がしてきた」など、ちょっと不安が増した方もいるかもしれません。
でもどちらにせよ、ここまでこの記事を読んでいただいた方には、ぜひ資料請求をしてみていただきたいです。資料請求をすると、Z会幼児コースのお試し教材が付いてくるので実際にお子さまが解いてみることができます。また、キャンペーン時期によってはミニ絵本などがもらえますよ♪
※わたしも何度も資料請求をしたことがありますが、Z会から営業電話が来たことはありませんので、ご安心ください!※
Z会幼児コース|まとめ
この記事では、Z会幼児コースの特徴やメリット・デメリットを解説してきました。
こどもちゃれんじやポピーなど同年齢の子ども向け教材と比べると、この教材の少し特徴的な点がいくつかお分かりいただけたと思います。
もし他にも気になる点がありましたら、Twitterもやっていますので、お気軽にリプいただければと思います。こうやってブログ発信をしているママさんは他にもおられると思いますが、9学年分受講済でさらにZ会継続中の方はそんなにいないと思うので、何か私で答えられることがあればぜひご協力させていただければと思います。^^
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